こんにちは。
なだ音楽サロン、バイオリン講師の宮崎です。
今日はバイオリンのサイズの話をしたいと思います☆
バイオリンという楽器は、身長によりサイズを変えていく必要のある楽器な為、150センチ前後の方が始められる場合は成人サイズからのスタートなのですが、お子様から始められた場合は成人サイズになるまで数回、サイズチェンジを行います(音符)
実は「32分の1」というサイズが一応存在しますが、どこのメーカーもだいたいは16分の1から揃えています。
16分の1を使われる方はだいたい3歳前後のスタートで、このケースは一番小さい時のスタートと言えるでしょう。
サイズアップの順番としては、
16分の1→10分の1→8分の1→4分の1→2分の1→4分の3ときて、ようやく4分の4(成人用)にたどり着きます。
ちなみに私の場合、スタートが5歳だったため、最初の2つ、「16分の1」と「10分の1」は経ていません。
8分の1から始め、成人用にたどり着いたのは中学1年生の秋頃でした☺
増えていく使えなくなった楽器はどうなったかというと・・・未だに持っているものは自分のレッスンで使っているものもありますし、手放したものはその当時師事していた門下内で必要としている方にお渡ししたり、新しい楽器を買う際に楽器屋さんに下取りしていただいたりしました。
それと、この際だから値段の話もしときましょうか。
とりあえず始める時、どのクラスのものを買うか、としょっちゅう聞かれます。
答えは明快です。
「特に未就学児ならケース入れて4〜5万以内で充分。成長した時にワンランク上のものを買いたくなるかもしれない。その時のため用にお金は取っといてください!」
とりわけ未就学児は握力が弱いし体幹がグラグラしていますので、しょっちゅう楽器や弓を落とします(汗)
「最初から上質なものに触れさしたほうが・・・」というご意見もありますが、小さなお子様は本当に楽器をよく落としたりぶつけたりするので(汗)、良いものを買っていたら結構ハラハラすることになります。いいものを買うならある程度心身共に成長してから買うほうが良いかと思います。
大人の方の場合はそういう意味では上記の問題はクリアしているので最初から良い楽器というのはありではあるのですが、楽器ってその場で即決するのは高価なものであるほどおすすめしません。
いろんな楽器を見て、ご自身の中で自分の求めるヴァイオリンのイメージを膨らませていくという作業をしたほうがいいかなと。
なので最初はとりあえず安価なものでスタートされて、ご自身を技術が少し上がってきてから、再度ご検討されるのをおすすめします。
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